ドラえもんの感想

ドラえもんのレビュー ★★★★★
ドラえもんのレビュー
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言わずと知れた国民的アニメの原作です。

概要

未来から来たネコ型ロボットと、あまり優秀ではない小学生の主人公のび太。のび太くんを中心に繰り広げられるドタバタギャグ漫画です。

大人が読んでも楽しめる?

基本的に”ドラえもんは子供向け漫画”と言われますが、

大人も読める漫画として、見てみた場合はどうでしょうか?

正直なところ、多少の単調感は否めません。長期連載の作品ですからどうしても似たような話や似た道具が出てきてしまうと感じる所も有ります。

大人が読んで楽しめないかと言えばそうでもありません。

子供の頃に読んでた、そういう方でも大人になってから読んでみるとまた新たな発見があると思います。

そして、子供を引き付ける力は凄い!親子でドラえもんを読んでみる。そんな楽しみ方もできたりします。

表向きは子供向け漫画ですが、大人が読んでも新たな味わいも感じることもできると思います。

個人的評価

今からコミック揃える場合は難しいですね。なんせ長期連載漫画です。

まずはお試しで、てんとう虫コミックスを6巻まで買ってみましょう。

もしそれでドラえもんの魅力にハマってしまったら、藤子・F・不二雄大全集のドラえもんの購入を考えてみてはいかがでしょうか。

仮に、てんとう虫コミックスのドラえもんを45巻まで揃えた方だったら、絶対に大全集も欲しくなるはずです。

それだけの魅力があります。

おすすめ度
5.0

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ドラえもんの魅力とは?

こう言っても過言ではありません。

ドラえもんに登場するキャラってすごくリアルに感じるんですね。

のび太を守る存在のはずのドラえもんがちょっとした意地悪をのび太にしたり、

いじめっ子のジャイアンが自分の行いを悔いていたり、

人より劣っていることを自覚している のび太が一念発起して頑張ろうとしたり、

自分自身の気分で相手への態度を変えてしまう描写もしばしば見られます。

どうです?ご自身にも心当たりありませんか?

あんなやつ いなければいいんだ!

そう思ったことは無いでしょうか。

ドラえもん最大の魅力?

ドラえもんに登場するキャラクター達は時として、

一念発起したり、他人を羨んだり、嫉妬したり、落ち込んだり、調子に乗ったり、元気を出したり、それらを反省したり、気分がよければ人に優しくし、機嫌が悪ければ人に辛く当たる!

それは身勝手な、人そのもの!

等身大の人間が織りなすストーリーが、大人でも楽しめるドラえもんの魅力の一つではないかと思うのです。

ドラえもんを嫌う層もいる

国民的アニメと評されるドラえもんですが、ドラえもんを嫌う層もいます。

怠惰なのび太が安易にドラえもんを頼る姿がよろしくないと感じる層もいるようです。

単純に『情けないのび太の姿が嫌!!』って感じでしょうか。

これはドラえもんという作品の一部分であるのは事実だと思いますが、作品全体を評価付ける要因ではないと個人的には思います。

そんな人に一言、二言・三言になるかもしれませんが言いたい!

のび太自身、自分自身がダメだという事を誰よりもわかっている。

それで努力することもあるけど、結局長続きできなくてへこたれてしまう。

そんな弱くて情けないのび太だけど、誰よりものび太を少しでもマシにしたいって思っているのはのび太自身なんです。そんなささやかなのび太の向上心を少しは見守ってみませんか?

ドラえもんと共に成長してきた

自分はドラえもんと一緒に成長してきました。

テレビでアニメドラえもんを見て、コロコロで漫画ドラえもんを見て、ドラえもんのコミックスも買っちゃう。ドラえもんと共に育ってきた想いが強いのです。

僕個人的な年代で言うと1980年代になってしまいます、真のど真ん中世代は1970年代の方々でしょうか。

ですので、個人的には日本最高の漫画作品と言い切ってもいいほど思い入れがあります。

ドラえもんの名言

ドラえもんから生まれた名言が数多くあります。

ベトナムでのドラえもん

昔(1992年)ベトナムで海賊版のドラえもんが出版され大ヒットしました。

後になってから正式に出版契約を結びたいということで、お金を支払うとの話になりましたが、藤子・F・不二雄先生は『そのお金は現地の子供たちの為に使いたい。』との事で、ベトナムの子供たちの教育のためにと「ドラえもん教育支援基金」が設立されました。

藤子・F・不二雄先生のアシスタントであった むぎわらしんたろう先生の「ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~」でも語られてるお話です。

名言というよりエピソードですが、僕個人的に好きなエピソードです。

なんというか、作品を作る人はこうでありたいな!って感じさせてくれるエピソードです。

自分の作品で、最大限子供たちを笑顔にする!幸せにするために使う!
藤子・F・不二雄先生の人柄がよく表れている話だと思います。

子供のころ、ぼくは「のび太」でした

藤子・F・不二雄先生の名言として僕自身も好きな言葉です。

藤子・F・不二雄の発想術という本に最初に出てきます。

のび太は作中で、ダメな自分を変えたいと思っており、反省し努力するときがあります。

ですが、それも長続きしないのがのび太的と言えるんですが、反省して努力するけど全然うまくいかない。そういうのび太的姿に自身の姿を重ねたのではないと思うんです。

ダメな自分を変えたくて努力してみるけど上手くいかない。

そうすると人間やる気が無くなってまた怠けちゃうんですけど、

そんな時、

子供のころ、ぼくは「のび太」でした

この言葉になんか救われた感じがしてしまう。

努力しても報われなくてすぐに努力をやめてしまう。

そんな嫌になる自分だけど、藤子・F・不二雄先生も同じことを繰り返していたのかな?って思うと、すぐに怠けてしまう自分でも少し愛おしく、そして許せてしまう、そしてまた頑張ろう!って思えてくる!

自暴自棄に陥らない救いのある名言なんですが、大きな部分を見落としてはいけません。

子供のころ、ぼくは「のび太」でした

大人になると、どうしても継続した努力ができないと色々詰みます。おっさんからのアドバイスですw

でも、ダメな自分でもがんばっていける気になる。そんな素敵な言葉だと思います。

ドラえもんはいない?

ドラえもんはあくまでも空想であって、
哀しいかな現実にはいないんです。

ですが、
結果として、人間はなんらかのトラブルにぶつかって、
いろいろ悩みながら切り抜けていくことで成長していく。
それが大多数の人生のあり方ですよね。

それに、ドラえもんのように
まとまった形での助っ人は存在しないけれども、
さまざまに助けてくれる人がいたり、
そういう状況があったりするものなんです。

だから、ある意味で、ドラえもんはどこにでもいると、
そういっていいと思うんです。

ド・ラ・カルト ドラえもん通の本

一見すると、藤子・F・不二雄先生が「ドラえもんはいない!」と冷たく突き放した印象の文章になってしまいます。

ドラえもんのようにまとまって助けれくれるケースはないと思うんですが、

様々なケースで助けてくれる人ってなぜかいるんですよね。

ここで『助けてくれる人は居る派といない派』で大論争が巻き起こるわけですが割愛します。

ドラえもんのいない世の中だけど、ドラえもんがいるかのようになんか助かってしまうこともある世の中。

この辺が人類の不思議というのか、今日まで人類が何とか存続できた理由なんじゃないかと思います。

このままAIが発展していったら本当にドラえもんが完成する日が来るかもしれません。
4次元ポケットや未来の道具の実装は難しいと思いますが。
ドラえもんみたいなロボットだったら十分人類は手に届くところまでは来てるんですよね~

ドラえもんはいないと思って50歳近くまで生きてきましたが、最近ふっと思うと、子供の頃の心の片隅にドラえもんがいるんですよね~

作品の内での名言

作中にも、国民的アニメですので有名な名言(迷言)も多くあります。

それらにも触れたいと思ってたんですが、文量があまりにも膨大になってしまうので、1つだけ紹介したいと思います。

作品を読んでドラえもん由来の名言を探してみるのも面白いと思います。

ぼくだけの力で、きみに勝たないと・・・ドラえもんが安心して・・・帰れないんだ!

ドラえもんの最終回の1つと言われることのある「さよなら、ドラえもん」のセリフです。

正確に言うならば、ドラえもんは未完成の作品になるので最終回は存在しません

でも、未来の世界で、ある程度のび太が成長したらドラえもんが帰ってしまう事実はあります。ドラえもんとのび太の別れがあるならそれが最終回と見なす考えも有ります。
(↑この理屈で言うと、「さよなら、どらえもん」は次のお話し「帰ってきたドラえもん」に続くので、「さよなら、ドラえもん」は最終回にはならないって理屈になりますが。)

個人的な見解になりますが、のび太とドラえもんに別れがあるというのであれば、僕個人的には「さよなら、ドラえもん」であって欲しいなと思います。
(もっとも、ドラえもんとのび太の別れは作中では描かれて無くて、小学生の頃は劣等生だったのび太が、中学や高校でいい学校に入って安心してドラえもんが帰った説(未来からきた高校生や中学生ののび太を見るにそうは感じませんがw)や、同人最終回といわれる都市伝説の”ドラえもん開発者はのび太説”、同じく都市伝説の”植物状態ののび太の夢説(これは藤子・F・不二雄先生が明確に否定されている)”、などなど、明確な最終回が存在しないので勝手に妄想することもできるのです。)

あとはメタ的な話になってしまいますが、藤子・F・不二雄先生が最後に執筆した作品が言葉通りの最終回と見なす考えや、結果としててんとう虫コミックの最後に掲載された話が最終回と見なす考えなども有ります。

未来の世界に帰ることになってしまったドラえもんを安心させるために、自分の力だけでジャイアンに勝とうとするのび太のセリフです。

普段は弱虫で泣き虫なのび太が、ドラえもんが帰ってしまう現実を受け止め、ドラえもんが安心して帰れるように自分自身の力でジャイアンに挑みます。

あの、のび太がドラえもんの為に一念発起してる姿がとてもかっこいい!

そして自分の力だけでジャイアンに勝つのび太の姿を見届けたドラえもん。

泣ける!

この頃、僕はひらがな読めませんで、母親に読んで貰ってたんですが、その度に泣いてたそうですね。覚えてますけど。

今読んでも泣けます。

個人的ドラえもんの思い出

僕のかすかな記憶になるんですが、父親と本屋に行ったときに初めて買ってくれたドラえもんが4巻であったと記憶しています。4巻に収録されていた「お客の顔を組み立てよう」というお話に僕がすごく気に入って(気になって)買ってもらったように記憶しています。

とにかくインパクトがあった!

その頃はまだひらがなを読むこともできず、母親に読んで貰っていたことを思い出します。

そしてだんだんひらがなを覚えて自分で読めるようになっていった。そんな記憶があります。

その後、父親と本屋に行くたびにドラえもんを買ってもらいドラえもんがどんどん増えていきました。

最後に

個人的にドラえもん見て育ったので思い入れがあります。

漫画作品として見たときにどうでしょうか。

今見ても十分楽しめる作品であるのは事実なんですが、贔屓目でしょうか。

45巻まで買いたいなって思われた人は絶対に大全集を買ったほうがいいと思います。

“のび太の妹”という、作中屈指の謎キャラを語る事が出来るようになります。(笑)

ジャイ子は言うに及ばず、スネツグや、のび太のお父さんの弟や、のび太のお母さんの兄さん弟など、レアな兄弟キャラはいますが、その中でも屈指のレアキャラののび太の妹
もちろん藤子・F・不二雄先生が書き、小学三年生1981年8月号に掲載された作品です。
てんとう虫コミックには未収録なので大全集にしか収録されてません。

多くの人に愛されたドラえもん。

是非一読をお勧めします。

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追記

のび太の父さん(のび助)の妹?

結論から言うと、僕はいないと思ってます。

ですが、近年の設定で言うと妹はいる事になっています。

事の発端から言うと、「プロポーズ大作戦」のこのシーン、

さて、このシーンを見てどう思うか。というお話ですね。

確かに一見すると、

のび助がなんか女の子とイチャイチャしてる!

なんだ妹か。

的な見解に見えるんですが、

少なくとも原作漫画では、妹の描写ってこれだけなんですよね。

過去ののび助に会いに行くエピソードはいっぱいありますが、妹が登場した、もしくは妹がいるだろうと思われる描写すらありませんでした。

そして、妹にデレんだろ!って事で、僕的にはいきなり知らない女の子に抱き着かれて思わずお小遣いを渡してしまった説を信じてるわけですが、

近年、と言いますか、この話をアニメ化の際に明確に妹にされてるみたいですね。

まあ、確かに、見知らぬ女の子にお小遣いを渡すのは子供向け作品にはマズいw(アニメだとそもそもお金を渡してないそうですが。)

おっさんになると体験すると思いますが、見知らぬ女の子に抱き着かれたりお小遣いせびられるのは平成や令和であってもあり得る世の中です。なおさら昭和なら普通にありそうな気もするんですけど、昭和をおっさんで過ごされた方どですか?

ですので、時代の流れで見知らぬ女の子から妹へと設定が変わったんではないかと。

まあ、もっとも、

ドラえもんはそもそも設定など時代背景など、矛盾や食い違いパラレルワールド、設定が変わっているなど当たり前ですので、ドラえもんの設定にあれこれ言うのはナンセンスな気もします。

ちなみに、この妹がのび太にお小遣いを沢山くれる北海道のおばさん説があるみたいですね。

のび助にお小遣いをせびった分、子供ののび太に返しているんでしょうか。(笑)

まとめると、

妹であるというのが近年の定説ですが、僕はおっさんなのであえて妹ではない説を唱えていますw

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